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アートコミュニケーションが発行するMahoroba(まほろば)の制作日誌です。
2024年11月02日 (Sat)
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2010年09月29日 (Wed)
『Mahoroba』では、毎号毎号そうなのですが、本当に地方の観光協会の方々にはお世話になっております。

さらに、依頼以上の資料を送って下さったり、他の案内をして下さったり、とても助かっています。少しを見て少しのことを書くよりも、色んなことを見てそのなかの少しを書くことができればと思います!



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2010年09月28日 (Tue)
雨が続きます~
夏の空気を一掃するかのように、降り続いております。
9月の台風が恋しい
というと不謹慎ですが
すべてを飲み込む暴風雨、
太刀打ちできない猛烈な自然のエネルギーに
呆然と、町が洗い流されていく光景を見ることは
圧倒的な自然と小さな人間との距離を見計らうために必要な余りの時間
なのかもしれません。
とにかく冷静にものを考えるには一番適した季節ですね。
冬物で着ぶくれる前に、いろいろと面倒なことを片付けておきたいものです!
2010年09月28日 (Tue)
「あるが」
という旅館。
ここはもともと
真珠荘という所で、
与謝野晶子をはじめとする
多くの作家が愛用していた宿でした。
旅館を廃業するにあたり
与謝野晶子縁の品を
町立湯河原図書に寄贈され、
そこで大切に保管されているそうです。
まさに町の遺産です。
Mahoroba5号ではその品々を
ご紹介できればと思います。
2010年09月27日 (Mon)
まほろばというと、田んぼ、林、「森」の風景を連想します。

「森」つながりということで、品川の原美術館で開催中の、崔在銀展『アショカの森』のご紹介です。

ソウル生まれの女性アーティスト、崔在銀(チェ ジェウン)の、日本の美術館における初個展で、「アショカ王の5 本の樹の森」という故事に想を得て、立体、写真、映像作品などで構成する新作のインスタレーションです。アショカ王は、仏教を守護したことで知られる古代インドの皇帝で、彼は、国民ひとりひとりが、5 本の樹を植え、それを“森”として見守ることを提唱したと言われているそうです。5 本の樹とは、薬効のある樹、果実のなる樹、燃料になる樹、家を建てる樹、そして花を咲かせる樹。

展示数自体はあまり多くはないのですが、原美術館を訪れるだけでも、周辺の自然に癒されること間違いなしです。会期は12月26日(日)までですが、どうせならあまり寒くならないうちに、是非。
2010年09月27日 (Mon)
今日は雨の中、足立区の方で取材でした。
「篠笛」いわゆる日本の伝統的な笛、竹笛を
現在も変わらぬ方法で作り続ける、大塚竹管楽器さんにお邪魔させていただきました。

笛といえば、リコーダー
くらいしか触れたことのないわたし。
音楽的教養の乏しさから、篠笛というものが西洋の音階とはまったく別の音質をもっていること
吹く人の指使いは、その地域・「むら」にしかない独自の文化があるということ
などを知り、驚きました。

今日常生活で馴染みのない
「日本の楽器・音」は、「日本の民話」と同じくらい
奥深く、地域のバリエーションが多いのです。

今、篠笛が聞こえる場所といえば
祭り、民謡、歌舞伎など
特別な場所に行かないといけませんが
本当は、もっともっと日本各地で聞こえるべき素晴らしい音。
画一的なリズムや強弱のないメロディに慣れていると
篠笛の複雑な音、百人いれば百通りに形容されそうな幅広い情緒をもった音
にひきつけられます。
人がいるから祭りがある
祭りがあるから音がある
日本の伝統楽器にとって今は危機的状況のようですが
必要とする人がいる限り、作り続ける
と大塚竹菅楽器のご主人・大塚義政さんは語っていました。

日本の伝統楽器、頑張れ!
Mahoroba』が今後も取り上げるべきものがうっすら見えた気がしました。

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