忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
アートコミュニケーションが発行するMahoroba(まほろば)の制作日誌です。
2024年11月02日 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010年09月24日 (Fri)
かあさんが
夜なべをして
手袋編んでくれた ~

このメロディ、何十年ぶりかに思い出したとしても
あまりのせつなさに身もだえしそうです。
「ふるさとの冬は寂しい」や
「根雪も溶けりゃ もうすぐ春だて」から
雪国をモデルにした歌だろうとは一目瞭然ですが
メロディだけでも
日本海側の重く険しい冬を想像させます。

古来より中国や朝鮮、さらには西方から様々な文化や芸術を取り入れ、改良しながら独自の文化をつくってきた日本の
“日本のこころ”って何だろう、と
mahoroba』を作るうえで幾度となく考えますが
やはり、この四季折々と東西に細長く、自然豊かな地形が育んだ
人々の微細な変化を感受し対応する、繊細さ。たおやかさ。
そしてその土地と人が結びついてできあがった
「童謡」や「俳句・短歌」などのメロディとうた。
は、どんなに日常から離れようが、DNAに組み込まれている
”日本のこころ”なのだなと思います。
それは、「かあさんは~夜なべをして~」を聞くと
どうしてもおいおいと泣き真似をしそうになる、そんな条件反射が思い出させてくれるのです。

PR
←No.730No.729No.728No.727No.726No.725No.724No.723No.722No.721No.720
Mahoroba オフィシャルページ
にほんブログ村
ブログ内検索
カテゴリー